原案の『三侠五義』には、公孫先生が包拯サマの命令で、3つの鍘[さつ](押し斬り刀)を設計した経緯が書かれています。
他にも“白状させるために皮と肉だけを傷つけ、筋や骨は
傷つけぬ刑具を考えろ”という包拯サマからのリクエストで、
杏花雨という風流な名前の拷問器具を
作ったりもしています。
見かけと違い、けっこう侮れない人です・・・
朝鮮朝顔[チョウセンアサガオ]は全草にアルカロイドが含まれ、強い生理作用があるそうです。
約1700年前、中国の名医・華陀はこの朝鮮朝顔を主薬とする
全身麻酔剤を作ったと伝えられています。
鵯上戸[ヒヨドリジョウゴ]は現在では有毒植物の1つとされていますが、
『神農本草経』では上品の薬(副作用がなく長期間服用することにより
人間の寿命を延ばす作用がある薬物)として分類されています。
なので『江東〜』1巻の76ページで、本当は蘭香ちゃんに「猪(ブタ)も野猪(イノシシ)も一緒よ〜〜!!」
と叫ばせたかったのですが、
やっぱり日本人には分かりづらいかな?ということで断念しました。
“豚と猪”より“猪と野猪”のほうが、より近い感じが
するんだけどな〜・・・



