花鈿[かでん]は中国の女性の化粧法の一種で、南北朝時代頃から始まったといわれています。
デザインも豊富で、1つの小さな円形の点のように簡単なものから、
牛角に似たもの、扇型、桃や梅の花の形をしたものなど色々あります。
素材としては金箔、黒光紙、魚の腮骨[えらぼね]、螺鈿[らでん]殻、
雲母[うんも]片、翠鳥の毛などが使われ、色も豊富にあったようです。
花鈿を貼る時は、膠水[にかわすい]に息を吹きかけ暖め、少量の唾液を含ませ溶かして貼り付けました。
また、はがす時は熱湯で一拭きすれば簡単に取れたそうです。
『北宋〜』2巻P.125で白 玉蘭が使っていたのは流星錘[りゅうせいすい]という暗器(隠し武器)です。
様々な暗器の中から、宋の時代に存在し、女性が護身用に使えそうということと、名前が綺麗という理由で選びました。
流星錘は縄の先端に金属製の錘を付けた武器で、縄の長さは3〜10メートル、錘の重さは1.8〜5kgと使い手によって様々です。(ちなみに玉蘭の物は女性らしさを出すため、縄ではなくリボン
を使っています。)使い方は漫画を見ていただければ分かりますよね?
バリエーションとして、縄の両端に錘がついた双流星[そうりゅうせい]や、錘に鋭利な突起が付いた狼牙錘[ろうがすい]などがあります。
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