錘[すい]は柄の先に球状の打撃部分が付いた武器です。その歴史は古く、春秋・戦国時代(BC770〜BC221)にはすでに出現していたようです。
しかし実戦で使われるようになったのは、重装騎兵の出現後(3世紀以降)からで、一番よく使われたのが宋時代(960〜1279)だったようです。
他の武器に比べて重いぶん、スピードに劣るという短所はありますが、命中すれば鎧や兜の上からでも、敵にかなりのダメージを与えられるほか、刀剣や槍などと違い刃こぼれしたり、折れたりすることがないという長所があります。
材質は木のみの物、木を金属で覆った物、鋼や鉄などの金属のみの物など様々です。
『北宋〜』11巻の中で徐慶が使っているのは、片手で振り回せる柄の短いタイプの物ですが、両手で使う柄の長い物や、打撃力を更に強化するために鋭利な突起を錘に植えつけたものもあります。
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